エンタメにも潜んでいる 労務問題とは?
人事担当者は、いつどんなものによって自社が影響を受ける可能性があるか、また、もしそれによって問題が起こることを想定し解決方法を未然に打つかについて、常に考える必要があります。
それがどんなものであっても、自社に影響を与えるものであれば気にせざるを得ないですよね。
今回は、世間で話題になっている事象から労務問題を読み解く「目線」をご紹介します。
EXILE TRIBEの裏事情
7月22日、推定年収19億円とも言われるオランダの音楽プロデューサー兼DJであるアフロジャック氏が、EXILEや三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEが所属する芸能事務所「LDH」とマネジメント契約を結んだことは、皆さんの耳にも入っているのではないかと思います。
ここで話題になったのが、LDHが社内のイジメ問題、いわゆる”ブラック企業”疑惑が週刊文春に取り上げられていたこと。LDHは「コンプライアンス体制構築を専門とする弁護士に依頼して幹部に対する指導や研修を実施した」としていますが、上記が事実であれば、企業としての責任問題となります。
このニュースに関して、下記の5つの観点で論じています。
1.パワハラ問題
2.残業代未払い問題
3.職種による労務管理問題
4.長時間労働問題、過労死問題、ストレスチェック問題
5.採用問題
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ポケモンGOに潜む労務リスク
ついに2016年7月22日に日本での配信がスタートした大人気アプリゲーム「ポケモンGO」。弊社にもポケモンで育った新卒社員が多く(ご多分に漏れず著者も)、社内でもよく話題に上がっています。
しかし、配信開始とともに世間では、ポケモンGOに夢中になるあまり、マナー違反をして立ち入り禁止区域に入る人や、山の中で熊に遭遇する人、引ったくり被害にあう人など、マイナスのニュースが流れることもしばしば。もちろんこれはポケモンGOに限ったことではなく、スマホも正しい使い方をしていれば事故に合うことはありません。(引ったくりは防ぎようがないかもしれませんが…)
このニュースに関して、下記の2つの観点で論じています。
1.就業中にポケモンGO に熱中し、仕事放棄!
2.「歩きスマホ」で事故にあい「労災」!
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社会現象・流行のものを一つとっても、たとえ自社の業種とは違っていたり、そもそも業務とは直結しなかったりするものであっても、どこかでつながっているかもしれない、それが人事の仕事ではないでしょうか。
人事担当者・経営者として、社会現象・流行には敏感でいたいですね。