激変する企業人事を「出会いから看取りまで」サポート

 私はこれまで企業人事勤務時代から独立を経て30年以上、人事の実務家として、コンサルタント・社会保険労務士として、人材の採用支援や、社員が生き生きと働けるような制度の設計、社員の能力を伸ばすための研修、労働法規に基づいた社員のトラブル解決などをサポートして、一貫して人事畑で経験を積んできました。

 そのなかで追求してきたのが、自らの専門性を生かし、いかに「相手の立場にたって」サービスを提供するか、ということでした。訪問看護事業と出逢ったのは、知人がきっかけでしたが、勉強するにつれ、介護保険や健康保険、年金の複雑な手続き代行を行う社労士業務との接点が思いのほかあること、事業の成否を分けるのは「志ある看護師、専門スタッフの採用」であることなど、これまで弊社が、「外部人事部」として企業サポートを通じて培ってきた全ての経験の集大成となる分野であると直感し、事業スタートにいたったのです。

 2025年には「3人に1人が65歳以上」という超高齢化社会を日本は迎えます。膨張する医療費の抑制と、増加する「要介護認定者」に対して不足する病床数をカバーするため、「高齢者医療は病院から在宅へ」という世の中の流れは加速しますし、企業においても、今後「社員の両親の介護、看護サポート」は現状の育児サポート以上に、大きな企業の課題になります。「両親の面倒をみるために休職・退職します」という社員も増えてくることでしょう。

 超高齢化社会と成熟経済においては、これまでの「新卒一括採用、一律育成」はいよいよ限界が訪れるでしょう。人事制度設計においては、海外勤務者処遇、高齢者・女性活用がどの企業にも急務となります。さらにネットで労働法関連情報に誰もがアクセスできるようになり、メディアでは労働基準監督官が主人公のドラマが放映されたり、「ブラック企業」という言葉が注目されたりと、企業における残業未払などの労務リスクは急速に増大しています。

 このように複雑化した企業人事にまつわる課題に対応するためには、これまでの社労士事務所、人事コンサルティングファームの姿にとらわれていては難しい。そんな危機感から、昨年11月には社会保険労務士法人&人事コンサルティング会社としては日本初となる訪問看護リハビリステーションを展開し、今年から本格的に全国展開をしています。

 弊社は「日本最大級の社労士法人グループ・最も顧客の立場にたつ実務家集団」として従来の発想にとらわれない、新たなチャレンジをし続けていきます。

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藤田 敏克(ふじた としかつ)

社会保険労務士法人人事部サポートSRグループ 代表
1983年に九州大学を卒業後、山崎製パン株式会社、大手ヘッドハンティング会社、株式会社セブン-イレブン・ジャパン、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、ソフトバンク株式会社等、人事責任者を歴任した後、2001年に社労士法人人事部サポートSRを創業。「外部人事部」「全員企業人事経験者の実務家集団」をコンセプトに7社のグループの代表を務める

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